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zoom RSS 糸で染めるか、原毛で染めるか?

<<   作成日時 : 2009/04/01 13:50   >>

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ウールを染めるときには、私は原毛の状態で染めることが多い。
この方が他のウールと混色したり、そのままニードルの模様に使ったり、太さや質感を変えて紡いだり…と、染めたあともいろいろ自由に加工できるので。

しかし、染めるというのはウールに熱を加えてストレスを与えることであり、フェルト化しないまでもどうしても繊維が詰まる。
(特に私のお気に入りの手作りメリノは、繊維が細いだけにそれが顕著。)
もちろん紡げないことはないんだけれど、紡ぐ快感度はやっぱりナチュラルな状態のウールの方に軍配が上がる。
繊維がはらはらっと自然にほぐれてくれて、空気の入ったふっくらした糸ができるのだ。
なので、最近ではナチュラルで気持ちよく紡いでから染めることもある。

どちらを優先するか、悩ましい。

今は、墨色に染めた原毛を紡いでいる。
私は混色する目的以外では基本的にはカードをかけない。
手で軽くほぐす程度で紡ぐので、ときどきほぐれにくいところがあり、それが快感度が下がる理由。
でもそれをそのまま無理にねじ伏せずに紡ぐと、そこが小さな節のようになってそれはそれで味のある糸になる。

ところでこの墨色の糸、もともとあるイメージをもとに作ったんだけど、こうして桜がちらほら咲き始めると、淡いピンクと合わせて夜桜のマフラーを作りたくなってきてしまった(単純)。
といっても使うのは秋冬なので、花びらのかたちなどは使わずに色合いのみで。
どんなマフラーになるでしょうか。

画像


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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
原毛を染めるとそんな苦労があるなんて、はじめて知りました。言われてみれば、そうですよね…。
私は染めていないナチュラルな原毛から糸を作ることにとてもあこがれていた面があるので、自分で原毛を染めることはないと思います。
染めは糸でも出来るけど。
でも、羊さんそのままの毛の色を楽しめるのは、原毛を扱う人ならではの楽しみですよね。
じぇんね
URL
2009/04/02 06:30
そうそう、羊のナチュラルな色はほんとにいい色ですよね。うっとりします。
織りあがって縮じゅうした後の風合いも、やっぱりナチュラルなものの方がいいような気がします。
でもきれいな色も捨てがたい!
気に入った色に染めて、なおかつ風合いもいい、というものを目指して、また試行錯誤してみます。
kauri
2009/04/02 07:43
原毛、非常に興味あります。
こういうことにはまったくの無知でありますが、原毛を自分で紡いでみたくなってきた今日このごろであります。
で、できたら羊以外でやってみたいなあ。うちの猫とか。
憧れてるだけじゃなくて、そのうちチャレンジしてみたいです。
yann
URL
2009/04/02 19:58
糸紡ぎ、面白いですよ。
八ヶ岳のみどり湖の近くにアナンダという羊毛材料店があり、そこで糸紡ぎ(だけでなく、織り、染め、フェルトも)の講習をしていますよ。
ちなみに吉祥寺にも支店があります。
私はかつてここのスタッフをしていたことがありました。
いわゆる“お教室”とは違って、なかなか面白いところですので、近くを通ったらぜひ一度覗いてみてください。
倉庫みたいなところに山ほど原毛があって、それを見るだけでもたぶんおもしろいと思います。
まずウールから入ってコツさえつかめれば、猫の毛もちゃんと紡げますよ。
kauri
2009/04/02 21:17

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