Kauri〜名ばかり工房から〜

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<<   作成日時 : 2010/03/15 08:07   >>

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このところ色がおもしろくて、かわいいものばかり作ってきました。
でも、いろいろ思うところもあり、久しぶりにフリース(羊から刈ったままの状態の毛)を紡いでみることにしました。

以下、テクニカル・ターム連発で、紡ぎをなさらない読者のみなさま置き去りで、ごめんなさい。
ひつじの品種によって、さらに紡ぎ方によって、ひとくちに毛糸といっても全然性質の違うものになる、というお話です。

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NZローズバンクファームのコリデール。
(ここ何年かアナンダの荷開き祭は自分の作品展と重なっていて顔を出せなかったので、おそらくこれは3〜4年前のもの。)
光沢のあるライトグレーの、魅力的なひつじさんです。
紡ぐとぬめりもあって、ものすごく柔らかです。
ローズバンクファームのフリースは、何というか、とても優等生な感じがします。

このコリデール、ものすごく柔らかなのですが、織りあげて縮じゅうしてみるとやっぱりメリノとは勝手が違う。
どうも縮みが遅いというか少なくて、「うーん、もうちょっと詰まってほしいな。」という感じでした。

今回はその性質の差を逆にうまく活かしてみたいと思っています。
(思惑どおりにいくかはわかりませんけれど。)
そしてそれをさらに強調するために、このコリデールの方は梳毛糸(そもうし)にしてみることにしました。
梳毛糸の方がおそらく縮みが少ないと思うので。

ふだん私が紡いでいるのは紡毛糸といって、空気をたくさん含んだ軽い糸です。
梳毛糸は、これとは逆にできるだけ空気を抜いてぴしっと紡ぎます。
フリースを房のまま、根元の方からなるべく繊維の方向を崩さないようにして糸にしていきます。

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通常とはほとんど正反対の紡ぎ方なので新鮮ではありますが、何だかどこか修行っぽい。
ちゃんと梳毛糸になっているのかは、?マークです。
ぴしっと紡いだつもりでも、双糸にするとき逆回転をかけるので少し膨らみます。
まぁ縮じゅうしたときに自分の意図したとおりになっていれば、私はそれでいいと思っています。

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私の糸じゃないみたい。
でも、いつものぼさぼさの糸より光沢があります。
しっとりとした手触り。
当然ですが、かなり重いです。
紡ぎ方でこんなに違うんだなー。オモシロイ。

さてと。
次は、メリノをできるだけ細く軽く紡ぎます。
残念ながら手持ちに白いフリースがないので、こちらはトップの状態のものを。
(あるものから使っていかないとねー。)






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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
むふふふ〜*
私、こういう実験的なこと、大好きです!
コリデールちゃんの梳毛糸+メリノちゃんの紡毛糸、
それが縮絨によってどんな表面になるのか、
めちゃくちゃ楽しみにしております〜!
レイコ
2010/03/15 09:17
むふふふ〜。レイコちゃん。
私も久しぶりにフリース紡いでみましたよ。

思惑どおりにいくかどうか、わくわく、そして緊張。
kauri
2010/03/15 12:04
むりやり片付け女になっている現状の私には
とても酷な画像でございました。
あー紡ぎたいーと思いましたよ♪
ENITEN
2010/03/17 17:57
おー、ENITENさん。

お片付けがんばっているみたいではないですか!
それは、とても大事なことですよね。
尊敬します。
私なんて、もうすっかり「あとでやろう。」が復活してきてしまいましたよ。
ENITENさんのブログ拝見して、「どきっ。」と思ってました。
kauri
2010/03/18 08:40

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