Kauri〜名ばかり工房から〜

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zoom RSS 手作りメリノ

<<   作成日時 : 2010/04/16 00:01   >>

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私がもっとも気に入っているウール、手作りメリノ。
kauriの定番マフラーでもよく使われています。

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“手作り”メリノってどういうこと?って思いますよね。
これは、メリノさんから刈った毛を洗って梳いて紡ぎやすい状態(トップとかスライバーとか呼んでいるもの)に加工する、その過程が手作り感覚で行われているということのようです。

アナンダに並んでいるさまざまな品種のトップやスライバーのほとんどは、大きな近代的工場で大量ロットで加工されたものだと思われます。
いっぽうこの手作りメリノは、ニュージーランドのドンさんというシャイで無口なおじさんが骨董品のような古い機械を使って作っているもの。

これがなんともいい仕上がりなんですね。

まず、使っているメリノの繊維がほんとに細くて柔らかくて、きわめて上質です。

また、繊維がきれいにそろい過ぎていないところが、個人的にものすごく気に入っています。
かつてアナンダで売られていたウェッブの状態に近く、繊維がもけもけしたまま自然にうまく絡んでくれて、軽くてふんわりした糸ができます。

さらにこれを縮じゅうするととてもいい風合いになります。
織り目がつぶれ気味になって、フェルトのようなニットのような不思議な質感。
ふんわり軽く柔らかくて、肌触りのよさにはもう太鼓判を押せます。
「えっ、これカシミアも入っているの?」と聞かれることもあるくらい。

今日はこれまでに織りためた3色を一度に縮じゅうしました。
この濡れた状態のもやーっとした雰囲気も好きだなー。
フェルトみたい、という感じがお分かりいただけるでしょうか。

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ところでこの手作りメリノには、ライト、ミディアム、ダークと3つの色のバリエーションがあります。
どれもいい色合いですが、何せ“手作り”なので、ロットによってまったく色が異なります。
ドンさん次第、といったところでしょうか。
同じ色のリピートは期待できず、一期一会で臨むのがよろしいかと。

さて、これにいつもはまぁるいポンポンをあしらっていたのですが、今回はちょっと違うことをしてみようかなと思っています。

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
おじさんも機械も見てみたい。前の記事にあるかしら。

ブラウングレーみたいのが好きで、この三つの色合いのどれもが好きだなぁ

>ロットによってまったく色が異なります
ドキドキします〜
Rei
2010/04/16 08:35
おぉタイムリー
昨秋買ったライトを紡ぎ終わったところです。
Kauriさんのマフラーを見て
あと2色、買わずにはいられなくなりました。
私上達した?と思うくらい、気持ちよく紡げて
“手作りメリノ”お気に入りになりました。
仙人
2010/04/16 09:20
Reiさん

ドンさんは、NZツアーの際に訪れたイベント会場で会いました。
ほんとに無口で商売っ気のないオジサンだったなー。
(その頃はまだブログやっていなかったので、写真撮っていませんでした。)
機械は見ていないんですけど、すごく古いらしいです。

仙人さん

ほんとにこれは気持ちよく紡げますよねー。
仲間がいてうれしいです。
ところで、ライトはそのまま紡いでもいい色合いですが、化学染めの時にこれを使うとほどほど落ち着いた色になって重宝しています。

なんか私、アナンダのまわしものみたいだけど、今はもう一顧客です。
kauri
2010/04/16 10:33
アドバイスありがとうございます
スモークがかかったようになるのかしら。
来週、旅の帰りに寄り道をして3色買ってきます
はたしてそれだけで済むだろうか…
フリースが「私を連れて帰らないの?」と囁きそう…。

アナンダのまわしものでいてください!
私はアナンダの倉庫番になりたい!
仙人
2010/04/18 12:35
そうですね。
スモーキーな感じになります。
さらに、コチニールの濃い染液のときに手作りメリノのミディアムを使ったら、アルミ媒染でもヴィオラって感じのいい紫色になりました。

>私はアナンダの倉庫番になりたい!

は、ウケてしまいました!
kauri
2010/04/18 20:13

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