Kauri〜名ばかり工房から〜

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zoom RSS 編む私。

<<   作成日時 : 2010/07/30 11:22   >>

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待ちに待った編み機カフェ。
膨らみすぎた(?)期待をはるかに上回る、非常に充実した一日になりました。



編み機とは、昭和の香リ漂うあの懐かしい機械。
あぁそういえば昔家にこんなのあったよな、と思う方多いのではないでしょうか?
(年代によるか…)

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もう今では製造されていないそうですが、各家庭に眠っていた中古品がネットオークションでちらほら取引されているとのこと。
先日の紡ぎカフェ@みちばたハウスの折にそのことが話題になり、やってみたいねとひとしきりみんなで盛り上がったのですが、それがあっという間に実現してしまったというわけ。
素晴らしい機動力です。



会場のENITEN邸には4台の編み機が結集。
壮観です。
さらには素晴らしい先生が参加してくださいました。
手紡ぎ糸で編み物をされるbaruさん。
ものすごく厚みのある技術と経験をお持ちのザ・プロフェッショナルです。
あぁ、なんという贅沢な機会でありましょうか!
コーディネーターのENITENさん、itsukiさんに心から感謝です。



さて、それぞれのレベルや興味に応じてさまざまな試みが同時に行われました。

まず私のテーマは、自分の紡いだ糸をシンプルな平編みにすること。
すっかり沁み付いた手芸コンプレックスに一瞬からだを硬直させながらも、じゃっとやってみました。

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うぉっ!できてるできてる!
みるみる“編み物”になっていく!
編む自分に陶酔しきってしまいました。

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この色の雰囲気。
大満足です。
そうそう、私はこういうふうに色を出したかったんだ。
「タテ糸、消えて!」といつも叫んでいた私にとって、これは新しい画期的なアウトレットになるかも。

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編み上がりを見て、何度もにまにましてしまう。
初めて紡いだ糸でマフラーを織ったときの感動と重なります。



パンチカードを使って、編込み模様にチャレンジする人もいます。
これもあっという間に複雑な模様ができていく!
おぉ、オドロキ。

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そしてbaruさんは、靴下作りの実演をしてくださいました。
普通の平編みが“タッピ返し”なるものでみるみるゴム編みに変身していくさまには、ただただ目を丸くするばかり。
いったい何がどうなっているのかわけがわからないまま、いろんな魔法が施されてゆきました。
編み機の奥深い世界を垣間見た思いでした。

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そして今回はしっかりと“幸せのティータイム”もあり。
ゆったりお茶を楽しみながらも、ネットオークションでの編み機の相場、羊毛談義などなど、思わず乗り出して聞きたくなる興味深い話題満載です。

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さらに忘れてならないのは、ENITENさんの愛猫カンタ君の存在。
織り機の上や編み機の足下にさりげなく陣取って、まさにメンバーの一員という雰囲気でした。

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可愛すぎる〜!
猫のいる生活っていいなぁ。
それにしてもゴージャス過ぎる毛並みだ。
しかも手触りはカシミアのよう。
(と、どうしてもそういう邪悪な心が…。)

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そして見つめあう二人。



というわけで、大満足の編み機カフェ。
編み物でできることをもっといろいろ試してみたくなりました。
(けっこう本気で編み機が欲しくなっている自分。)
このところ暑さのせいもありちょっとダレ気味でしたが、また猛烈に紡ぎたくなってきたぞ!
いつもすてきな刺激や驚きをくれる、紡ぎ仲間に心から感謝です。




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コメント(13件)

内 容 ニックネーム/日時
すばらしい写真にびっくりです!
お疲れ様でした。
しっかりと失敗なく素敵な編地を編んでいった
kauriさんにもびっくりでした。
オークション入札に成功するまで、いつでも
編み機動かしにいらしてくださいませ♪
ENITEN
2010/07/30 11:45
編みって、楽しいでしょ。
のめり込むでしょ。

糸の色もキレイに出せて、織りと違って
又、いいですよね。

ステキな仲間がたくさんで幸せですね。
るんるん
2010/07/30 12:47
ENITENさん

このたびは本当にありがとうございました。
なんという贅沢な企画でしょう。
ひたすら感謝です。
baruさんやitsukiさんともしっかりお知り合いになれて、うれしい♪
今後も季節を問わずみんなで暑苦しく行きましょう!
どうぞよろしくお願いいたします。

るんるんさん

編み物、楽しかった!
でもまだ“自分の足で立っていることに驚いている赤ちゃん”のような状態です。

ほんとに紡ぎって(そして八ヶ岳もですが)、不思議なご縁でつながってゆくのです。
しみじみ幸せなことだと思います。
kauri
2010/07/30 16:08
色が!すごい素敵です…。

知り合いに千円で編み機を譲ってもらったけど、広げる暇も場所もないまま早2年。この冬こそ始めたいです。

手紡ぎ糸でも絡まないのですね。
おすぎ
2010/07/30 17:07
糸を扱う人種って何処まで行っても『糸』なんですね
私、母から譲り受けた編み機(30年程前、セーター1,2枚編みました)手元に置いて、ここに移り住んだ時(20年程前)前住人さんが荷解きもしないままにおいていった編み機、つい最近ニッターさんに譲りました kauriさんに触発されて 紡ぎ・アートヤーンは手がけましたが 編み物はちょっと我慢します。志村ふくみさんが『経糸は伝統、秩序、緯糸は感性、感情・・・』と述べていらっしゃいます 編み物を『緯糸』とは・・・目から鱗です やっぱりkauriさん!アナドレナイ!!
    
baobabu
2010/07/30 20:38
おすぎさん

編み機1000円とは、破格ですね!
私は今回始めて触りましたが、ほんとによくできている機械だなと思いました。
ただただオドロキ。

手紡ぎ糸でどうだろう?と思いましたが、割とスムーズに行きました。
じゃっとやるときにどのくらい糸に負荷がかかるかわからないため、ふだん織りに使っている糸よりやや太め、撚り強めの丈夫な糸にしました。
それを7mmという編み機にかけた(んだったかな?)

いろんなことを試してみたくなりました。
あ、でもうちにはまだ編み機はないんですけどね。
kauri
2010/07/30 21:02
baobabuさん

すごくおもしろいコメントありがとうございました。

>志村ふくみさんが『経糸は伝統、秩序、緯糸は感性、感情・・・』と述べていらっしゃいます 

まったく動物的カンだけの私の叫びがこれにぴったり当てはまっていて驚いてしまいました。
私は織りの世界の秩序と伝統から自分がはみ出して浮き上がっているといつも感じていました。
だから「タテ糸、消えて!」なわけですねー。

私こそ目からウロコでした。
ありがとうございました。
kauri
2010/07/30 21:07
編み機って懐かしくてすてきですね。
高度成長期の香りがする。
すてきな画像を見せてもらってありがたや。
うちの母も昔はこういうのでカーディガンやらセーターやらいろいろ作ってくれましたっけ。
あの音も、もういっぺん聞いてみたいです。
yann
2010/07/30 22:14
高度成長期の香りかー。
けっこう多くの人に懐かしい思い出がありそうですね。

あのじゃっ、じゃっという音、やっているうちにだんだん快感になってきました。
それが4台同時多発的に聞こえる中、猫のカンタくんはごく自然な表情でいつも私たちのそばにいたのでした。
それがとてもよかった。
kauri
2010/07/30 23:32
おはようございます〜〜♪
すんごいまとまったレポートに感動しちゃいました。
あの日の経緯がちゃんとここに・・・(^^)v

ところで経緯といえば・・・baobabuさんのコメントを読ませていただき、私もガーンとなりました。

>志村ふくみさんが『経糸は伝統、秩序、緯糸は感性、感情・・・』と述べていらっしゃいます 

ずっしり重みを感じる一文です。
私も志村ふくみさんの本を読んでみます。
じじ
2010/07/31 08:55
じじさん

楽しかったですね〜。
しかし紡ぎカフェにしてもこの編み機カフェにしても、こうして記事にすると、あー全然書ききれていないという気持ちになります。
そのくらい濃いんですよね。

さて、そうか“経緯”ということばってタテヨコなわけですね。
オモシロイ。
kauri
2010/07/31 10:40
追伸
志村さんのお言葉は 私の要約で 手元の著書にはもっと重々しいお言葉で 述べられていました

自分ではどうしようもない 
与えられた経糸があり
それに対して 
まったく自由な
思うがままの緯糸がある 云々
 (色を奏でる より)





baobabu
2010/07/31 17:41
baobabuさん、ありがとうございます。

なるほど。
織るってそういうことなんですね。

ほんとに自由が欲しいなら、例えば紙に絵を描けばいいことなんですよね。
それをわざわざ織ったりしているのは、こんな私でもどこか制約みたいなものを実は求めているんでしょうか?

自分ではどうしようもないことと、思うがままのこと。
そのふたつがあるからおもしろいし、しんどい。

って、人生そのものですね〜。
kauri
2010/07/31 21:54

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