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zoom RSS バッツ作り参戦

<<   作成日時 : 2010/08/27 07:36   >>

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ここのところ紡ぎ仲間のあいだで「バッツ交換」が話題になっています。
火付け役はENITENさん。

バッツとは、羊毛をドラムカーダー(下の写真)という機械にかけて繊維を梳くことによってできるシート状のものを指します。
ちなみにアナンダでは同じものをロールと呼んでいます。
(用語についてご興味ある方はこちらご参照ください。)

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カーダーを使うことによって、さまざまな色や素材を混ぜることができます。
たとえばグラデーションを作ることもできますし、またオリジナルのアートヤーンを作る際にもバッツ作りはとても重要な役割を担っています。
レクシーさんのアートキャンプでも目からウロコのバッツ作り実演がありましたね。
(詳しくはこちら参照)



さて、そんなバッツをスピナー同士で交換してみようというのが、ENITENさんの提案。
自分のバッツをほかの人が糸にしたらどんなふうになるのか?
そして逆に、他の人が作ったバッツを紡いでみるというのも新鮮な体験。
こういう素材の交換はswapと呼ばれ、アメリカではやっているようです。

うーん、これはおもしろそう!
ということで、私も参加させてもらうことにしました。



八ヶ岳でほこりをかぶっていたドラムカーダーを東京に持ってきて、さっそくトライ。
とりあえずは海の色に染めた羊毛をベースに、余った糸やシルクノイルを投げ込んでみました。

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うーん、どうなんだろう?
ちょっとおとなしすぎ?
それに糸は結局ただの原毛に戻ってるし…。
カードのかけ過ぎか?
この辺の加減にくふうが必要なようです。



気を取り直して、今度はkauri定番の色を混ぜてみました。
“混ぜない試み”が今年のテーマのようになっていましたが、こうして微妙に混ざった色合いもニュアンスがあって素敵。

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夕焼け空のような。



問題はバッツのままで額絵にするわけではない、ということです。
これを糸にして織るなり編むなりすると、どうしてもこの感じとは違ってくる。
私はそれにずっとストレスを感じ続けてきました。

今回はそこに違う人の手が入る。
私の凝り固まった頭をほぐしてくれるかもしれません。
楽しみだ!



あー、しかし。
ドラムカーダーは、終わった後のおそうじがめんどくさい。
針の奥に沈んだ繊維をきれいにとるのはけっこう時間かかります。

ここがわたし的には難点?
でもせっかくの機会なので、もうひとがんばりいろいろ試してみようと思います。



そして最後に。

ドラムカーダーはルエ社のものが断然パワーがあります。
私はアシュフォード社のものを使っていますが、1度に40gくらいしかできません。
(素材によって多少違うかもしれませんが。)
無理してたくさん入れるとドラムから浮いてくるし、頻繁にベルトが外れます。

いっぽう、前述のアートキャンプの際にはルエを使いましたが、素材をじゃんじゃん放りこんでもびくともしません。
アシュフォードしか使ったことのなかった私は、機械になにかすごくいけないことをしているんじゃないか?と罪悪感を感じてしまうほどでした。
針の強度、密度に違いがあるようですね。

[訂正]
密度はアシュフォードもルエもさほど変わらないそうです。
針の長さに違いあり。
ルエは長いから、たくさんウールを入れてもウールが浮いてこないんですね。

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ドラムカーダー購入を検討していらっしゃる方には、私はルエをおすすめします。
なお、ルエのカーダーにもいくつか種類があるようですので、詳しくはカカラウールワークスさんにお問い合わせください。

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
おはようございます〜〜!
夕焼け空のバッツ、あまりにきれい…
これをこのまま額絵にしたい!と感じるお気持ちに、私も同感です〜〜〜
先日も、何個は「カーダーにかかっていた時のほうが美しかった気がする」と思いました(^^;>

ところで、アッシュフォードのドラムカーダーは、ベルトがはずれやすいのですね。
よ、よかった、、あまり深く考えず、ルエ(しかもクラッシック)を買っておいて。。。
私ときたら、機械がバラっといくと、いちいち大慌てするタイプなもんで。
じじ
2010/08/27 08:27
じじさん

久しぶりにドラムカーダーを使ってみて、あれだけのバッツをがんがん作っていったじじさんのすごさをあらためて感じましたです。
(そのつど、お掃除するだけでも大変なのに…。)

さて、アシュフォードはそうなんです。
ベルトがはずれやすい。
(私も外れるたびに「あれっ、どうだったっけ?」とマニュアルの絵に頼らずには復旧できない始末。)

ただ私自身ドラムカーダーのハードユーザーではないので、こんなふうに語ってしまっていいのかちょっと心配でもあります。
でも、ルエとアシュフォードの性能は段違い。
楽しくがんがんバッツ作りたい人にはやっぱりルエだと思いました。
kauri
2010/08/27 08:55
初めまして♪
以前から毎日のように拝見させていただいております。
私も今、バッツ作って紡いで・・繰り返しているのですが、バッツでは良かったのに糸にしたら失敗?ということ度々で、中々思うようにいきません
難しいです・・・

私のドラムカーダーはポンタさんで購入したものですが、ルエのものと随分迷いました。
二台目買うなら(買えませんけど)ルエですね

またお邪魔させてください
tsubomi
2010/08/27 09:08
tsubomiさま

こちらこそはじめまして。
コメントありがとうございます。

そうですか。
tsubomiさんも同じことを感じていらっしゃるんですね。
何だかうれしいです。

色を混ぜるのは楽しくもあり、難しくもありますね。
バッツを糸に紡いでそれを織ったり編んだりすると、さらに色が混ざります。
そうするときれいだったはずの色がどこかくすんだり濁ったりする…。
私ももう数え切れないほど「がっかり。」を繰り返してきました。

でも混ざることで魅力を増す配色もあるはずですよね。
現にレクシーさんの糸は生き生きしています。

やっぱり数やるしかないのかもしれませんね。

またときどき遊びにいらしてください。
kauri
2010/08/27 11:54
へええええ。
スゴイ。
門外漢の自分からみると、魔女たちの仕事場のようです。
ここから糸ができて、それを織ったり編んだり?
まるで錬金術ですね。
美しいです。
(でもあとの掃除とか、たいへんそう)
yann
2010/08/27 23:01
うーん、錬金術とは言いえて妙です。
端糸もこれで復活してしまう。
ぐつぐつ、ぐつぐつ。
今度からそんな気分でハンドル回してみようっと。

でも私の魔女の道具は性能がいまいち…。
kauri
2010/08/28 00:26
火付け役、夏バテか?
死んだように眠り続けておりました。
やっと復活?とPCに向かったら、
早速こんなすごいレポートできてるし!

私はまったく反対で、ルエから入ったので、
先日アッシュフォードをはじめて使って、繊細さに
驚きました。自分では足りないと思う繊細さ。
(でも、ベルト外れやすいのかー。)
ルエで出来るだけ、繊細さを、、、、とかけすぎると
面白みのないバッツになってしまうし。。。。。
本当に難しいですね。
色や素材の”かたまり”の具合がニュアンスを出すのでは???と思い始めております。
いやいや、こんなお勉強まで出来ちゃう♪
楽しすぎ♪
ENITEN
2010/08/28 10:46
おー、ENITENさん。
このところブログの更新がないので心配していましたよ。
もう大丈夫ですか?
お互いからだは大事にしないといけないですね。

アシュフォードは繊細…。
なるほど。
私もアートキャンプの時に自分で作ったバッツの写真みて、表面のキメが少し違うなと思ってました。
アシュフォードならではのいい面もあるわけですね。
ふむふむ。

“かたまり”の具合が重要なファクターになる、というのは私も感じてます。
そして、あとはやっぱり何を混ぜるかだよね。
レクシーさんのクレイジーカーディングの実演のとき、「目をつぶって無作為に投げ込む」と言っていましたけど、あれってなんでも感でも放り込めばいいってことじゃなくて、あそこに山ほど置いてあった素材が実はすごく吟味されたものだったんだなーって、あとから気づきました。

うーん、バッツ作りはかなり奥が深そうですね。
swapはかなりいい刺激になりそう。
kauri
2010/08/28 22:18
すごい!夕焼け空のイメージが頭に浮かびます♪でもわたしだったらもう少し淡いオレンジっぽい赤にするかな?でもこの渋さもたまりません!(⌒▽⌒;)
スイカ
2010/08/31 12:29
スイカさん、ありがとうございます。

そうですね。
夕焼けにもいろんな色がありますよねー。
刻一刻と色合いを変えていく。
夕焼けシリーズ、やってみようかな?
kauri
2010/08/31 18:10

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