Kauri〜名ばかり工房から〜

アクセスカウンタ

zoom RSS 縮絨を終えて。

<<   作成日時 : 2012/06/13 08:19   >>

トラックバック 0 / コメント 4

縮絨しました。
やっと私のものらしくなりました。

画像




失うものはないので、今回の縮絨はハードに行きました。
30%以上縮みました。
もちもちした厚みの暑苦しい毛織物になって満足です。

画像




グラデーションは大判ショールのような羽織るサイズでないと良さが出ないかなーと思いましたが、実際ぐるぐる首に巻きつけてみるとこれがけっこう面白いニュアンスなのです。
(といってもここにはトルソーがないので、巻いた画像は残念ながらアップできず。)

画像


今回は境目のない色の移り変わりに固執しましたが、やっぱりストライプとは違う不思議な雰囲気が出たのではないかと思います。





さてさて。
今回グラデーションをやってみようと思ったのは、ひとつには木村あかりさんの影響があります。
私なりのグラデーションができないかなーと思いました。
あかりさんがニットでやっていることを、私の色彩で織りでやったらどうなるか?

しかし、道は険しい。
糸の美しさを十分に活かしきることができませんでした。
これはしっかりと腰を据えて取り組まなければいけない世界だということが、よくわかりました。



そしてもうひとつ言えるのは、八ヶ岳で毎日空や山並みを眺めて暮らしていると、どうしてもグラデーションで表現してみたくなるのです。

サーモンピンクからラベンダーへと移り変わっていく夕焼けの美しさ。
ココア色の冬木立(それはちょうどひつじの色なのです)が徐々に紫がかって青い山並みの色に連なって行くようす。

これらはまさにパーフェクトグラデーションで、どこにも境目がないのです。
しかもとても微妙で繊細な色の移り変わり。


やっぱりあれをそのまま写そうというのは無謀なのかもしれません。
そして仮にそれが今回のやり方で実現できたとしても、ほんとにそれが私のやりたかったことなのか?

必ずしも境目のないグラデーションの織物にこだわらなくても、私なりのやり方があるのかもなーと思いました。


こんなのとか。

画像


こんなのとか。

画像




ということに気がつくのも、あれこれやってみたからで。
やっぱり作らないと始まらないですね。


テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
お〜!お〜!こんなんなりましたか〜!触ってみた〜い!

私の目にはとっても素敵な色の移り変わりですけど、ご本人にはいろいろ葛藤があるのですねぇ。

明日織りのアトリエに見学に行きます。やっと習い始められる!
すぎもと
2012/06/13 22:50
おぉー、すぎもとさん。
こんなんなりましたー!
うん、これは触ってほしい。
もちもちです。

一喜一憂のグラデーションの取り組み。
作っている間は糸にあまりにも思い入れがあり過ぎるのかもしれません。
少し時間がたって出来上がったものを改めて眺めてみた今、やっぱりたまらなく愛しく思えて来たのでした。

織り、本格的に始められるんですね!
素敵な世界が広がりますように。
kauri
2012/06/13 23:15
素敵に仕上がりましたね。
グラデーションは、近くで見るより遠目に眺めるほうが色の変化が効果的に表れるような気がします。
それにしても平織の目が揃っているのは経験のたまものですね。
見習いたいです。
kei2
2012/06/14 16:58
kei2さん

ありがとうございます。
でも目が揃っていると言っていただくとちょっと恐縮します。
これも縮絨のなせる業でしょうか。
“ぎゅっと詰まった小さな四角”と若い紡ぎ友達に名づけてもらったこの風合いというか肌理(きめ)が、やっぱりどうしても好きなんですねー。
kauri
2012/06/14 21:33

コメントする help

ニックネーム
本 文
縮絨を終えて。 Kauri〜名ばかり工房から〜/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる