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<<   作成日時 : 2017/04/05 07:53   >>

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伊勢神宮を参詣して来ました。
よく「伊勢は日本人の心のふるさとだ」という言い方がされますが、その想いを強く感じて帰って来ました。
本当に美しく、気持ちのいい場所でした。





ここでは内宮、外宮以外の伊勢を紹介してみたいと思います。

こちらはたまたま車で通りかかった神宮神田。
伊勢神宮の神様に納めるお米はすべてここで作られています。

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古式ゆかしい風景です。

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毎年4月の初めになると(今年は4月4日、残念ながら私たちが帰った翌日でした)、この神田で下種祭(げしゅさい)という祭事が行われるそうです。

もみをそのまま地面に蒔くのだそうです。
私はどういうことか理解できず、苗床を作るのかと思いましたがそうではなくて、こうして種をいきなり蒔いて自然な発芽を待ち、そのまま(つまり田植えをせずに)生育させるのが原初的な米作りだったのではないかと言われていて、それに則った祭事だそうです。
実際このやり方ではあまりに非効率なので、神田のごく一部のみでやるようですが。

さらに、このもみ蒔きの前には、少年が神職と一緒に近くの山に入り、山の神様に許可を頂いてから地面を耕すための鍬(くわ)の柄(え)に使う木を切り出してくるのだそうです。

こういうことが連綿と続けられて来た伊勢の地なのでございました。







そして、こちらが御塩殿神社。

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伊勢神宮の神様に奉納するお塩は遠い昔からここで作られてきたのだそうです。
この背の低い茅葺の建物の中に釜があり、鹹水をここで炊いて塩にするとのこと。

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人影が全くなくひっそりと静かで、でも境内の隅々まできれいに掃き清められていて、波の音ばかりが聞こえてくる本当に気持ちの良い場所で、ちょっと立ち去りがたいようでした。

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近くにある塩田も訪ねたところ、ちょうど代々ここを管理しているという方がいらして、詳しくお話を聞くことができました。
毎年夏の土用の時期になると、この塩田で古式ゆかしい方法で塩が作られるそうです。

この塩田のすぐ近くには、やはり神宮に納める野菜や果物を作っている菜園もあるそうです。

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伊勢の外宮では今でも毎日、太陽神に捧げるために山海の食材が調理をされて、重要な「神事」として神様に捧げられています。
その食材は、御米、御塩、魚類の乾物に至るまで、すべてが神宮専用の所領地において加工された自家製です。つまり伊勢神宮とは、大自然の中で神様に感謝をしながら衣食住を行う生活そのものを神事として、神様に捧げる実践がされている場所でした。
この最高にエコロジー(人間生活と自然との調和・共存をめざす考え方)な実践を、二千年以上も絶え間なく継続されてきたのが伊勢の神宮です。

〜伊勢白山道 『太陽と大自然の神々の地、伊勢』より〜





私が八ヶ岳で暮らすようになってなんとなく感じるようになって来たことの多くとつながるものが、ここ伊勢にはあって、それが「日本人の心のふるさと」ということなのかもしれません。






ホテルの部屋から見た日の出。
思わず手を合わせたくなりました。
いつもにも増して太陽の力を感じる、伊勢の地でした。

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〈オマケ〉

私たちが訪ねた時はちょうど奉納相撲があり、うまい具合に横綱と遭遇しました。
残念ながら、稀勢の里と白鵬は不在でした。

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