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zoom RSS 英国のウールフェスタ

<<   作成日時 : 2017/07/05 07:44   >>

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湖水地方のコッカマスで毎年開催されるウールフェスタ。
羊の生産者と我々クラフト愛好家のようなエンドユーザーが直接つながる場です。


こちらが会場。
東京スピニングパーティーの雰囲気とよく似ています。

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普段は家畜市が行われる半屋外の建物なので、フリース(刈ったままの羊の毛のこと)や毛糸、毛織物を販売するブースと隣り合わせて、本物の羊もたくさん展示されています。

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ハードウィック。
英国を代表する羊のひとつで、ツィード生地の風合いを出すために欠かせないウールです。

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こちらは吊りしのぶならぬ、吊りハードウィック。
ハードウィックの粗い繊維の風合いを活かした面白いアイデアですね。

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アイスランディックシープ。
本物を初めて見ました。

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こちらはシェトランドシープのフリース。
うわ〜、欲しい!
と思わず前のめりになる自分を抑えつつ。

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キャッスルミルク。
いい色合いですね。
ブースもなかなかスタイリッシュです。

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家畜の競り会場では、レアシープパレードが始まりました。
希少種の羊たちがブリーダーさんに引かれながら続々登場します。

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ウェンズリーデール。
くるくるとカールした長い毛を持つ羊です。

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うさぎのような耳を持つこの親子は、ボーダーレスター。

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他の羊が紹介されている間、ブリーダーさんに身を委ねるライランド。
可愛すぎる。

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ライランドはその容姿がまるで熊のぬいぐるみのように愛らしく、とても人なつこい性格で、比較的飼育もしやすいということで、前述した趣味として羊を飼育する人たちの間で人気が出て、近年急速に頭数を増やしているそうです。

一方、需要サイドとしても、そのウールがおもに我々のような手紡ぎ愛好家の間で人気が出てきています。
イギリスの羊らしいぼよんぼよんとしたと弾力と緻密なかさがあり、且つ柔らかい。
色合いもとてもいいです。


写真はリッキー。
とても高品質のライランドを育てています。
彼女が着ているセーターも、自分の牧場のライランドを紡いで編んだもの。
私が3年前にアナンダの荷開き祭で出会ってすっかり惚れ込んでしまったフリースも、彼女の所のものです。
あのフリースをきっかけに英国羊毛のことを知りたくなり、今回の旅につながりました。

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こちらはウールクリップ(このウールフェスタを企画運営している団体)のブース。
まるでゴミ集積所のような様相ですが(出品者が敢えて再利用の袋を使用しているため)、この中にお宝が。
小さい規模の牧場が格安の値段でフリースを出品しています。
品種も多岐にわたります。

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こちらはブルーフェイスドレスター。
キラッキラのクリックリです。

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ケリーヒル(前の記事で紹介した、パンダのような、ショッカーのような個性的風貌の羊)の毛もありました。

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ハードウィック。
こんなふうに袋から出して、フリース全体の状態をチェックできる場所があります。

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ウールフェスタでは一体どんな人がフリースを買うのかな?と気になっていましたが、この辺の若いお姉さんたちもごそっと買っていました。
何作るんだろう?

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会場全般としては、やはり年配のお客さんが多かったでしょうか。
編み物をする人口が年々減っているそうです。
まして糸紡ぎとなると、果たしてどのくらいの人がやるんだろう?
フェルトやる人は増えているようです。

一方フリースを出品する生産者も年々減って来ていて、糸屋さんなどが増えているという声もありました。
東京スピニングパーティーと似た状況かもしれません。





さて、2日間通ったウールフェスタの最後の最後で、結局私もフリースを買ってしまいました。

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Boumontという初めて聞く品種です。
今回追い続けた希少種であり、サイズも小さいのでつい手が伸びました。
繊維も細いのでマフラーにも使えるし。
色もいいです。
ただ、値段は他のフリースに比べて相当高かった。

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この方から買いました。
ゴットランドを主に飼育していますが、いろんな交配も試しているそうで、私が買ったボーモントという品種もゴットランドと掛け合わせるために導入した羊だそうです。

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